α7RⅡ 高画素でも扱いやすい全部入りミラーレスである理由【レンタル新商品】|APEX Insight - エイペックスインサイト -
ミラーレス/一眼レフ

α7RⅡ 高画素でも扱いやすい全部入りミラーレスである理由【レンタル新商品】

エイペックスレンタルズ編集部

α7シリーズ最高の解像度を兄弟機(α7S2)と比較してご紹介

フルサイズミラーレス一眼レフシリーズとして確固たる地位を築いたα7シリーズ。

α7/α7S2/α7R2とそれぞれ尖った特徴があり、特に今回導入しましたR2は言葉を選ばなければ化物のようなスペックで話題になりました。

発売から1年8ヶ月 ついにレンタル館にデビューです。

今回は静止画の性能にフォーカスを当てて兄弟機であるα7S2との比較をも交えながらご紹介したいと思います。

機種名に込められた『R』

RはResolution(解像力)

その名に恥じない4240万画素 一般的にここまで画素を詰め込むと手持ちではとても使い切れないカメラになってしまいます。

それを解決するために、ありとあらゆる技術をこれでもかという程詰め込んだのがα7R2になります。

画素数が多いと綺麗に撮れる?センサーサイズと画素数の関係性

・α7S2とα7R2の画素数の違い

このように同じサイズのセンサーを搭載していながら、画素数がまったく違います。
肉眼では見えませんのでイメージを膨らましてもらうためにざっくり図解しますとこのようになります。


数はアバウトですが、α7R2は同じセンサーサイズの中により高密度に画素が埋め込まれています。逆にα7S2はより大きな画素を配置しています。

実際の写真ではこのようになっています。

人間の目で認識出来る解像度も限界がありますので視認出来るレベルかどうかはさておき、原理的には画素数が多く解像度が高い写真はより綺麗に描写されます。

画素数の違う写真を見比べてみよう

画素数が違うと同じ地点から撮影した際にこのような差が生まれます。

それぞれ25%に縮小して配置

上段の写真の左下を切り取って同じサイズにして並べてみましょう

このように同じ位置から撮影をしても画素数が違うため同じサイズで印刷した際、より緻密になるのがα7R2です。

※余談ですが、こちらの撮影地はビデオエイペックス四谷営業所から徒歩5分程のところにある、映画「君の名は」の聖地として有名な須賀神社です。四谷店にお越しの際は是非聖地巡礼もお楽しみください。

一般的に良く言われる高画素機のデメリット

ネットで調べると高画素機はデメリットが主に取り上げられます。
確かに画素数が高いから綺麗な写真が撮影出来るというわけでもありません。

写真はセンサーサイズ、画素数、処理センサー能力、メカニカルの機構、いろんな要素が組み合わさって初めて仕上がりが決まります。

高画素になればなるほど、画素一つ一つが小さくなり、結果撮影に大切な「光を取り込む量」が少なくなってしまいます。光がないと写真は取れませんので、シャッタースピードを遅くして光を取り込むor高感度での撮影が必要になります。

基本的に低画素の方が高感度で撮影した際にノイズが少なくなります。これは1画素辺りのサイズが大きくなり光を効率よく受けることによって無理の少ない高感度撮影ができるためです。更に高画素機はより緻密に表現出来る反面、細かいブレもそのまま表現されてしまう側面があります。シャッタースピードを落としてしまうとより出やすくなるため、これも高画素機が敬遠されてきた一因になっています。

こういった要因がありながらなぜα7R2を推すのか その理由を探っていきます!

α7R2が高画素でありながら使いやすい理由

5軸手振れ補正

これはα7Sシリーズに共通して搭載されている機能です。
一般的なミラーあり一眼レフではCANONの「IS」に代表されるようにレンズ側に強力な手振れ補正が付いていますが、α7Ⅱシリーズはミラーレスの特性を活かし、『センサー自体を動かす強力な手振れ補正』を実現しています。またより手振れが顕著に出やすい高画素機のため、α7Ⅱやα7SⅡに搭載されている5軸手ブレ補正とは違い専用のアルゴリズムが組み込まれています。

シャッタースピード優先 1/2秒

こちらの写真は手持ちで撮影しました。
慣れて来れば1秒シャッターでも手振れの無い綺麗な撮影が可能です。

高感度性能

F1.8 シャッタースピード1/60秒 ISO-1000

原寸

夜間の手持ちでブレそうなシーンでも手軽に撮影出来るのが魅力です。
等倍に拡大してもノイズが少なく、複雑な文様も綺麗に出ています。

F1.8 シャッタースピード1/60秒 ISO-4000

ISO4000でも綺麗にノイズ処理してくれますので夜間手持ちでも安心して使えます。

この高画素でありながら高い性能の感度を実現しているのが、α7R2に初搭載されたフルサイズの裏面照射型CMOSセンサーです。
とてもとても複雑な回路の話になりますので割愛させて頂きますが、通常とは違う配線のフルサイズセンサーにする事で、従来の高画素=高感度に弱いという概念を覆したセンサーになります。

高画素ならではのメリット トリミング耐性が非常に高い

撮った写真を整理している時に

・端に余計なモノが入ったり
・やや傾いてしまっていたり
・人物のアップだけ欲しかったり

トリミングしたい事ってよくありますよね。
そんな時もα7R2なら切り取っても十分すぎる高画質が保てます!

極端な例ですがこの花一輪をピンポイントで等倍に切り出したのがコチラ

こんなにトリミングする事はまず無いと思いますが、仮に半分までトリミングしても2120万画素と十分過ぎる画質を残すことが出来ます。

やっぱり高画質の写真は楽しい

色々書いては来ましたが、撮ってみて思うのはやはりこの圧倒的な解像感!!

F22 シャッタースピード1/60秒 ISO-1250 4000 × 2668 ファイルサイズも大きいため注意してください

F1.8 シャッタースピード1/4000 ISO-100

ぶらりと葉桜を撮りに行きましたが隅々まで力強く描写されるこのカメラはやはり撮影していて楽しいです。

F2.8 シャッタースピード1/60秒 ISO-800

夜もブラブラスナップが撮れる気軽さは一度使ったら病みつきになります。

高価なα7シリーズもレンタルならお得に!用途に合わせて是非ご利用ください

動画性能に特化し、高感度に強いα7SⅡ

圧倒的な高解像度で写真に最適なα7RⅡ

同じフルサイズ機でありながら用途をしっかり住み分けが出来ている魅力的な機種になります。

買うにはお高めな機種ですが、レンタルなら手頃な価格でご使用いただけます。
是非ご利用くださいませ!

■α7R II ILCE-7RM2 レンタル

■α7S II ILCE-7SM2 レンタル

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