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GoPro HERO8で真冬の海へダイビング! バッテリーがどこまで持つだろうか

ダイビングって夏のイメージが強いと思いますが冬の海って気温より、水温の方が高く、冬用の装備があるので出来るんですよ。

そこで真冬の海で使った時のバッテリーの持続時間はどの位なのか検証も兼ねて冬の海に行きました。

※この記事は2020年11月に撮影された映像をもとに記事化しました。

GoPro海中使用時の注意点

GoPro本体は10mの防水設計ですが万が一の事を考え水の侵入や本体を外傷から守る為に保護ハウジングを使用しました。保護ハウジングに入れる時は必ず、GoPro本体のバッテリーカバーのフタを閉め、ロックがされているか確認してください。

保護ハウジングですが水などの侵入を防いでくれるゴムが付いているのですがその部分にゴミが付着していると水が侵入する可能性がありますので注意してくださいね。
なるべくついていない方が良いです。

使用前に目視でゴムの部分にゴミが付着していないかの確認とハウジング単体で洗面所やお風呂場で沈めてみてください。
もし、水が浸入した場合はゴミが付着している可能性がありますので取り除いてください。

ちなみに、私は自前のTG-5と保護ハウジングを持っているのですが、先日いつもの様に海へ行き、1週間前に使用したので大丈夫だと思ってメンテナンスせずに使ったらハウジングが水没しました。初めは焦りましたがカメラの電源は入るしSDカードも無事でしたのでそのまま使用しました。カメラ本体自体が水中用として設計されているので、故障しなかったのが幸いです。

とまあ、場合によっては水没して故障する事もあるので事前にチェックをしてください。
カメラが水没した場合はカメラの故障だけでなく、データも消えると思ってくださいね。

ダイビング使用時のバッテリー持続時間

それでは実際にダイビングした時の海の状況です。
今回のご紹介するポイントですが2020年1月に神奈川県三浦半島の南端に位置する城ヶ島です。

この日はあいにくの雨で気温は11℃ですが体感温度はもっと低く感じました。

カメラの設定は4K 60Pモードでその他はデフォルトの設定、メモリーカードは32GBの使用し、途中で停止せず、撮りっぱなしの状態です。

1本目は、水温は15.2℃、水深は平均5m、最深は7.8m、潜行時間は51分間です。
海に入る3分前から録画スタートしましたが50分程でバッテリー切れです。

2本目は、水温は14.8℃、水深は平均16.4m、最深は22.0m、潜行時間は42分間です。
新しいバッテリーに交換しましたが記録時間は18分間でした。

結果、2本の合計が潜水時間は93分に対し、記録時間は68分でした。

データ容量は?

自宅でデータを確認したところ、1ファイルが4GBで約8分50秒のファイルに分割されています。4K60pの場合だと1ファイルあたりの容量がとても大きいです。

記録時間ですが、今回のケースでは少なくても64GB以上のメモリーカードが必要だったかもしれません。
画質を下げることで収録時間は長くなりますが、より高画質で撮影する場合は容量の大きなSDカードを持ち合わせたほうが良いでしょう。

撮影動画

こちらが今回撮影した動画です。

まとめ

ダイビングでGoProを使用する場合、水中ではバッテリー交換が出来ませんので、一度潜ると再び陸に上がるまではバッテリー交換が行えません。
今回検証した中で、1本あたりのバッテリー駆動時間は50分程で切れてしまいました。撮りっぱなしで使用したので、もう少し短い間隔で撮影をした場合だと駆動時間も変化するかもしれませんね。

今回は予備も兼ねてバッテリーを3個持っていきましたが、潜ってからは交換ができなかったので、3個めは使用できませんでした。

なお、弊社レンタル商品として予備のバッテリーも扱っていますが、レンタルという性質上、どうしても個体差がでてしまうので、説明書等に記載されている撮影時間や撮影枚数の誤差は生じてきてしまいます。

撮影環境に応じて追加バッテリーを準備したほうが良いでしょう。

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