カメラ基礎講座

Vlog始めるための撮影テクニック【実践編】実際に撮影してみよう

一眼カメラで動画撮影したことないから、どこから始めたらいいのだろう?

そのお悩み、解決したいと思います。

さて、後半の今回は実際に撮影するテクニックについてご説明します。
前半を読んでいないかたはこちら。

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カメラのモードダイヤルをムービーモードにしよう

カメラによって設定変更の仕方は違いますが、まずはカメラのモードダイヤルを動画のモードに変更しましょう。そして、これから説明する設定を調整するために、露出モードをマニュアル露出に変更します。

明るさ調整

動画撮影においても静止画撮影と同じように、シャッタースピード、絞り、ISO感度の要素で明るさを決めていきます。

全部オートで撮るのはだめなの?

カメラ設定をオートにして撮ってしまうと、場面ごとにシャッタースピードが変わったり、明るさが統一できなかったりするため、動画撮影においてはマニュアル露出設定にして、シーンごとに調整することをおすすめします。

シャッタースピード設定

シャッタースピードを調整することで、取り込める光の量が決まり、映像の明るさが変わってきます。ですが、動画撮影においては適当に決めていいものではありません。

動画におけるシャッタースピードの設定は、「フレームレートの2倍」にするのが基本と言われています。
例えば30fpsで撮影をするのであれば、シャッタースピードは1/60、60fpsで撮影するのであれば、1/120にします。

fpsとは──

動画のフレームレートです。1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示す値になります。数値が高ければなめらかな動きになります。パラパラ漫画を想像するとわかりやすいです。

フレームレート用途
24fps(23.98fps)映画
30fps(29.97fps)日本のテレビ、DVD
60fps(59.94fps)日本の4Kテレビや8Kテレビ
120〜240fpsスポーツ撮影やゲーム、3D映画など

フリッカー対策

シャッタースピードの設定で大事な要素として、フリッカー対策があります。

フリッカーとは蛍光灯やLEDのちらつきのことです。蛍光灯が光っているときは、目に見えない速度で点滅を繰り返しています。東日本で1秒間に100回。西日本では120回点滅しています。(静岡の県境あたりで分かれる)

蛍光灯が古くなってくると、点滅の間隔が長くなって人の目でも確認できるようになりますよね。そのフリッカーの点滅は人の目には見えなくても、カメラの映像にはしっかり映り込んでしまいます。そのため、シャッタースピードを蛍光灯の点滅速度に合わせて、フリッカーを抑制させる必要があるのです。

東日本の場合
シャッタースピードを1/50または1/100に設定します。

西日本の場合
シャッタースピードを1/60または1/120に設定します。

蛍光灯の点滅ではじめの数秒はチカチカしているのがわかるでしょうか。
シャッタースピードを下げることで、フリッカーを消すことができます。

 

絞り設定

絞り設定を変えることで強いボケ感を出すことができます。値を小さくすることで明るくなる(背景ボケも強くなる)ので、絞り値を設定しつつ、ISO感度で明るさを足して調整します。

F2.8と、F11の比較。背景のボケ具合が異なって見える(わかりにくい写真ですみません)

ISO感度設定

ISO感度を上げすぎると画質が悪くなります。上げすぎるとノイズがのってしまうので、いくつまでなら許容範囲かどうか、自分自身の感覚値で覚えることが大事になります。

明るさは絞り値を調整しつつ、足りない分をISO感度で補います。ISOをオートにしておけば、絞り値に合わせてISO感度が自動で変化するので、おすすめです。

ただし、ISOオートの場合は上限幅を予め設定しておくと良いでしょう。上限幅が高いと、場面によってISOが高くなりすぎて、画質の劣化を招いてしまいます。

ホワイトバランスの設定

正しい色味を調整するために、初めに白色を基準として整えます。
オートホワイトバランスの設定で撮影してしまうと、場面ごとに色味が変化してしまい、繋がりの編集が大変になります。

正しい色味で撮影するために、なるべくカスタムプリセットの設定を使って白色の基準を決めてから撮影を行いましょう。

撮影のテクニック

ここからはちょっとした撮影のテクニックを少しご紹介します。
動画にメリハリをつけることで、見ている側を飽きさせない工夫も大事になってきます。

企画・脚本は入念に

撮影する前に、この作品はどういう内容なのか、なにを伝えたいのか、何分間の作品にするかなど、大まかな構成を練って脚本を作っておきましょう。そうしないと、ぶっつけ本番で録画を回しても内容を詰め込みすぎて、結局何を伝えたい映像なのか長すぎてみてられない映像になってしまうからです。

色々なサイズや角度で撮ろう

映像をみていても、ずーっと同じ画だと飽きてしまいますよね。色々なサイズや角度で撮っておくことで、素材として活かせる画がたくさん作れます。
角度が変わることで、カット割りが変化して映像にメリハリが生まれます。

また、日の丸構図の画作りをしてしまうと素人っぽさがでるので、被写体の位置をずらしてあえて空間を入れたりすると、良い絵作りができます。

画面の四隅に注意する

これは静止画の撮影でも意識する部分だと思いますが、ファインダーからみえる四隅になにがあるか、余計なものは入っていないか、このオブジェクトを入れたら映える画になるだろうか……などなど、以外と見落としやすい四隅を意識することが大事です。

無駄に長い間(ま)は後でカットする

喋っている内容をそのまま全部使ってしまうと、とても長い尺になりますよね。
セリフを喋っていない間の無駄な時間、言葉選びをして「えー」とか「あー」と言っている時間など、無駄に長い尺は見ている側にとってもストレスがたまりますので、なるべく編集でカットすることを心がけましょう。

ただ、カットしすぎて繋ぎがぶちぶち切れた作品は見苦しさを与えてしまうので、なるべくスムーズにセリフが喋れるようにリハーサルを行ったり、撮り直しするなどして見やすい映像を作りましょう。

まとめ

2回にわたって撮影を始めるための基本的な要素を書きました。コロナ禍となり、家にいる時間が長くなって動画を視聴する時間が増え、YouTubeやTikTokといった動画メディアが娯楽の一部となっています。

これを読んで動画を始めたいと思ってもらえたら嬉しいです。その時は当社レンタルサービスのご利用もお待ちしております!

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